カンボジアを象徴する木

皆様、ジョムリアップスー(はじめまして)。

私はカンボジア・プノンペン・アンコール日本語ガイド、パレットと申します。当ブログへお越しいただきありがとうございます。このブログを通して、本当のカンボジアを感じていただければ嬉しいです。今回は、日本人旅行者にもぜひ知ってほしい、カンボジアのヤシの木の魅力についてご紹介します↓↓

ヤシの木(タナオット・クメール)

カンボジアのヤシの木とは?

カンボジアでよく見られるのは、「シュガーパーム」と呼ばれるヤシの木です。背が高く、まっすぐ空へ伸びる姿が特徴で、農村部では特によく見かけます。乾季の夕方には、ヤシの木のシルエットが夕日に映え、とても美しい景色になります。

① 人々の暮らしを支える木

ヤシの木は、カンボジア人の生活に欠かせない存在です。 特に有名なのがヤシ砂糖(パームシュガー) です。 ヤシの花の樹液を煮詰めて作られる自然な甘味料で、 カンボジア料理やお菓子によく使われています。 やさしい甘さが特徴で、 日本人にも人気があります。

② 木のすべてが使われる

ヤシの木はとても便利な木で、 さまざまな部分が利用されています。

・葉 → 屋根や工芸品

・幹 → 建材

・樹液 → ヤシ砂糖

・実 → 食用 昔から、人々の生活を支えてきた“生活の木”なのです。

③ 日本人が感じる魅力

日本人旅行者の多くは、カンボジアのヤシの木の風景に特別な魅力を感じます。その理由は、

・のどかな田園風景

・南国らしさ静かな夕景ローカル感があるからです。特に夕方の景色は、「どこか懐かしい気持ちになる」という声もあります。

④ カンボジアらしさを感じる景色

アンコールワットだけではなく、田んぼとヤシの木の風景も、カンボジアを象徴する景色の一つです。観光地ではない普通の道でも、美しい景色に出会えるのがカンボジアの魅力です。

 

ヤシの果汁を取っているところの様子です。

 

雄しべの根本を切って、竹筒又はこの様にペットボトルを付けて果汁を取ります。

 

雌しべの根本を切って、竹筒又はこの様にペットボトルを付けて果汁を取ります。

 

取ってきた果汁を4~5時間ほど煮詰めるとお砂糖(パームシュガー)になります。

 

パームシュガー、ヤシの葉っぱに包まれたバージョンです。カンボジアではこのヤシの砂糖はよくお料理やデザートやお菓子などに使われています。又はコーヒーや紅茶などに入れて飲む方も多いです。沢山食べても血糖血が上がらないので凄く健康食品だと言われています。

 

飴のように丸く固めて瓶に入れているバージョンです。

 

粉ようにされたバージョンです。

 

果汁をそのままジュースとしてもちろん飲めるし、又は発酵させるとワインも出来ます。これもカンボジア人にとっては大人気です。

 

雌しべから出来たヤシの実、雄しべからは実ができないので、

 

ヤシの実の中にはこの様に果肉が三つか四つに分かれて入っています。

 

果肉を取り出すと、この様な感じになってます。周りの白い皮をナイフで剝いてフルーツとして食べても良いし、

タピオカやココナッツミルクと一緒にデザートを作ることも多いです。

 

熟したヤシの実のパルプをココナッツミルクやお米の粉などと一緒に混ぜて蒸してヤシのケーキ(ノム・アコー・タナオット)を作る習慣もあります。熱い内に食べると、ふわふわと美味しいです。

 

カンボジアの至る所でよく売られています。

まとめ

カンボジアのヤシの木は、自然、文化、暮らしと深く結びついています。ただの木ではなく、人々と共に生きてきた特別な存在なのです。旅行中にヤシの木を見かけたら、ぜひカンボジアの人々の暮らしにも思いを向けてみてください。